知りたい!地中送電の仕組みやメリットについて
こんにちは!兵庫県尼崎市を拠点とし、西宮など兵庫県内をはじめ関西圏で活動しております、下江電気工事株式会社です。
弊社は、電気供給に伴う地中電気ケーブル工事や電線の地中化工事などの電気工事を行っている会社です。
今回は知りたい!地中送電の仕組みやメリットについてご紹介いたします。
地中送電の仕組み
通常は架空送電で電気が送られます。
発電所でつくられた電気が変電された後、最終的に電柱の変圧器を通って100Vか200Vに変圧され、引き込み線を通って各家庭へ送られます。
しかし、都市部や市街地などで新たに送電鉄塔を建てるのが難しい地域では、地中送電方式という方法で電気が送られるのです。
地中送電に使う電線は、油や架橋ポリエチレンなどで絶縁した電力ケーブルを使用します。
地中電線ケーブルでは、地下2m~10mに設置された管路と呼ばれるパイプを通すのですが、掘ることが難しい場所では洞道という直径が3~5mぐらいあるトンネルを通って電気が送られます。
洞道は深いところでは地下100m以上に設置されることもあるのです。
地中送電のメリット
地中送電のメリットは、都市の景観が保たれるということや、自然災害の影響を受けにくいということです。
電線を全て地中に埋めるので、都市の景観を維持することができます。
実際にヨーロッパで街が美しいのは、景観を邪魔する電柱がないことが理由のひとつといえるでしょう。
自然災害の影響を受けにくい点としては、大地震が起きた時や台風シーズン、大雪の影響で電柱が倒れているニュースを見たことはないでしょうか。
自然災害発生時には電柱が折れ、道をふさぐだけではなく電柱の上にあるトランスが落ちてきたりすることもあります。
地中送電では、そういった自然災害の影響を受けにくいことが強みです。
もちろん、メリットだけではなく課題もあります。
具体的にはコストがかかる点と、災害時の復旧に時間がかかってしまうという点です。
地中に埋めるには既に埋まってしまっているガス管や水道管との兼ね合いもあり、コストがかかってしまいます。
また、地中に埋まっているので、断線した箇所を探すのに時間がかかる点も課題といえるでしょう。
【求人】下江電気工事では新規スタッフを募集中!
弊社では、私たちと一緒に働いていただける電気工事士や土木作業員を募集しております。
年齢や経験は不問であり、未経験の方にはベテランスタッフが丁寧に一から指導いたします。
まずは基本的な作業から携わっていただき、段階を踏んで指導しますのでご安心ください。
経験者の方は給与面で優遇いたしますので、ぜひご自身のスキルを生かしてご活躍いただければ幸いです!
皆様からのご応募を心よりお待ちしております。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。