地中送電線工事に関わる東京都の無電柱化計画について
こんにちは!事務所を兵庫県尼崎市に置き、西宮市を始めとした全国各地で電気工事を行っている、下江電気工事株式会社です。
弊社では地中送電線工事に深く関わっていますが、この工事は無電柱化計画に基づいて行われています。
そこで今回のコラムでは、地中送電線工事に関わる東京都の無電柱化計画についてご紹介します。
無電柱化の目的
戦後の東京都では、急増する電力と通信需要に応えるために、多くの電柱が街中に建てられてきました。
その結果、乱立する電柱や蜘蛛の巣のように張り巡らされた電線が、歩行者や車いす利用者の利便性を下げることになり、良好な都市景観を損ねることになりました。
このため東京都では、都市防災機能の強化・安全で快適な歩行空間の確保・良好な都市景観の創出、などを目的に無電柱化を積極的に進めています。
無電柱化の課題と対応
無電柱化を進める上では、いくつかの課題が存在しています。
まず無電柱化には時間がかかることが問題視されており、既に水道やガスが埋められている地下に新たに電線を埋めるため、他の機能に支障が出ないように施工を行う必要があるのです。
また無電柱化には多額のコストがかかり、約1kmあたりおよそ5.3億円の費用が必要だといわれています。
電柱を増やさない取り組み
東京都では電柱を増やさない取り組みも積極的に行っています。
例えば条例第9条に基づき、道路占用の禁止を行い、東京都が管理している道路や指定区間外国道において、電柱の新設を禁止しています。
また無電柱化推進法では関係事業者に対し、電柱・電線を新設することを抑制すると同時に、既存の電柱・電線の撤去を進めるような指導も行っているのです。
【求人】下江電気工事では新規スタッフを募集中!
下江電気工事株式会社では、現場で電気工事士や土木作業員として活躍してくださる方を、求人募集しております。
現場では主に、地中送電ケーブルの送電線工事を始めとした電気工事に携わっていただきます。
さらに未経験者も大歓迎しており、資格取得支援も充実していますので、手に職を付けることも可能です。
弊社で意欲をもって業務に取り組めば、一人前の電気工事士になることもできます。
弊社の業務内容にご興味を感じていただけましたら、ぜひご応募ください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。